天明だいこく神道には 「だいこく屋敷祈祷」 という祈祷があります。
この祈祷は「地鎮祭」「家祈祷」「悪魔祓い」を兼ねた一代屋敷家族祈祷を意味するもの
ですが、下記のような場合に祈祷すると霊験があります。
- 「地鎮祭」を行い、新しい家を建築したが毎晩寝苦しく、いつも頭が重い、耳鳴りが
続いている。
- 新しい家を買って生活し始めてから交通事故が多く、病人が絶えない。
- 分譲の新しい家を買ったのだが、調べてみると古戦場、死刑場、墓地、お寺、
風呂場、酒造屋の跡でいつも家に落ち着いて居られず、何かに追い立てられて
いるような気がする。どうも住民全体的に病人や失業者、変死の人が多い。
- 親に譲ってもらった土地に家を建てて十年、二十年たつが家が繁栄しない。
- 古い家系で産まれる子供は女子ばかりで代々養子といった家。
- 古い家で花嫁が来ても居着かず、すぐに別れたり、病気、若死の多い家
- 家を改装して商売を始めたがどうしても繁栄のない方。
その他、諸々の悩みのある家の方々に「だいこく屋敷」にする事をお勧めいたします。
現在「だいこく屋敷」にされて諸々の悩み事を解決し、楽しく暮らしている人が大勢います。
福の神に守り護られて家は栄える。
これは当天明だいこく神道の御祭神大国主大神(だいこくさま)、事代主大神(えびすさま)産土大神(とちのひとをしゅごするかみ)が三神一体となって土地、家、家族の繁栄を司る霊力を現すからです。
特に御祭神(だいこくさま)は十八大力の霊力を現し、大地を守護するときは、「大地主大神」と御名を変えて鬼門、金神、歳破、歳殺、暗険殺、三年塞がりの祟りを封じて、
悪霊、死霊、生霊、「人の恨み、憎しみ」を屋敷内に入れず、直ちに家内一同を健康と福徳円満、家業繁栄に導く威霊の霊験は尊いものがあります。
(えびすさま)は家の事情をよく知り家内の不浄を祓い、家族の一人一人を幸福に導き
人として生きる喜びと希望を与えてくれます。
(産土大神)は先祖と共に一日一日の仕事や会社、人間関係の対立を除く守護をして
くれます。
”だいこく屋敷”とは神様の屋敷
だいこく屋敷の祈祷とお祭りは、だいこく屋敷の希望、依頼者の使用土地の全体を神屋敷として差し上げ大神の土地として土地を祭り替えするというお祭りです。
こうすることによって神屋敷になった土地と家は大神の霊力によってあらゆる不浄、因縁、障りを取り除くことができるのです。
一般の人は、だいこく屋敷にすると家も土地も天明だいこく神道のものになってしまうのではないかと思われるかもしれませんが、だいこく屋敷にするということは、精神上、大神に差し上げるということですから、現実的には貴方の土地であり貴方の家であることに代わりはありません。
あなたの家を”だいこく屋敷”にするには?
だいこく屋敷は冒頭に書いてありますように一代屋敷祈祷であります。
従って現在の戸籍住民、筆頭夫婦の土地と家その家族を含めた一代屋敷祈祷であることを理解していただきたいと思います。
筆頭夫婦の一代屋敷祈祷ですから子供が成長して、新しく家を持ち筆頭夫婦となった場合は、新たに一代屋敷祈祷を行うことが大切です。
貴方の家をだいこく屋敷にして大神の御守護を受けて大地から幸福を招来するためには、
ここでの話だけではなくだいこく屋敷の相談、申し込みをしてみましょう。
このだいこく屋敷祈祷には、現地祈祷「依頼者の家で祈り祈祷する」と天明だいこく神道の本殿で祈祷する二つの方法があります。
いずれの方法も霊力実践には差はありませんが、現地祈祷は一日、本殿祈祷は五日ほどかかります。
- だいこく屋敷の申し込みは筆頭者の住所、氏名、家族構成、土地全体の広さ、
家の建坪、さらに大神の御守護受け、幸福を頂くためのお祭り物のお宮、お札を
お願いする”祈祷料”が必用となります。
- だいこく屋敷の初穂料は奉仕料すべてを含めて三万五千円です。
初穂料の内訳
- お供え物、お酒一升、米一升二合、塩、水、昆布、スルメ、魚(鯛)七野菜、
五種類果物、菓子パン、榊
- 各家の祭物、土地の鎮物、小宮、御神霊札、御剣先、五方札、御神土、
五色五幣、祝詞
- 本殿の祈祷日数、五日間、この後に毎月一日、十六日、二回の月初祭、
並祭に依頼の家族一同の健康祈願をいたします。
だいこく屋敷の会員は一代一生を屋敷氏子として
幸福の祈祷を受けられる
- だいこく屋敷にされた方は当天明だいこく神道のだいこく屋敷氏子となります。
だいこく屋敷氏子になられた家の方は一年一回、神屋敷のお札として毎年十一月
二十日、二十一日のどちらかの日に(みのりのだいこく祭)真心のこもった秋作の
初穂料を供養します。
「初穂料とは土地、家をお守り頂く大神様にお礼として捧げる」お米、お酒、お金、
その他の真心のこもった物で現すことを言います。
- こうした真心を表すことによって、家はますます栄え、大神の恩恵の有り難さを
肌で感じると共に大神に祈願する側としても喜びの祈願ができるものです。
- だいこく屋敷にしてから三年くらい経ちますと家が栄えてきますが、家が栄えて
くるとだいこく屋敷にしていることを忘れる人がいます。
一時は栄えますが、又いろんな困難に遭わないように感謝の心は忘れないように
して下さい。
天明だいこく神道では皆様を信じて毎月二回、年間二十四回の家内一同健康祈願をしています。
- だいこく屋敷にされた氏子の皆さんは、天明だいこく神道で年間二十四回の祈祷を
していただくおかげで自分の力以上の成果があったと、よくお礼の電話が入ってきます。
だいこく屋敷に興味のある方はお問い合わせ下さい。
詳しく説明させていただきます。
だいこく屋敷の家の祀り方
だいこく屋敷の依頼をされて五日間の祈祷を済まされた方は「だいこく屋敷氏子」となり
天明だいこく神道から家の御守護となる小宮、御神霊札、御剣先、御神土、五方札、
五色御幣、祝詞を授けられます。
これは大神(だいこくさま)の御心霊の宿る分御霊で家にお祀りし、家の中の五方
(東、西、南、北、中央に張ります)土地を鎮める「土地を掘って埋める」ことにより、
土地の鎮めものは「古戦場、死刑場、墓地跡、お寺跡、その他諸々」の悪い因縁を
大地の底から祓い浄め、家の五方の鎮め札は「鬼門、金神、三年塞がり禍、悪い方位
災難を消滅する」家の祓いものは「悪霊、死霊、生霊憎み(憎しみの心)を屋敷内に
入れず家内一同を健康と福徳繁栄に導く霊威」があります。
だいこくさまの霊威、御神徳を頂くために、これからだいこく屋敷の祀り方を説明いたし
ますので実行して下さい。
だいこく屋敷も新築の場合は地鎮祭から行うと、より一層の霊験があります。
- 御神土
神の封筒の中にお砂が入っています。この砂は少しですが、神代の昔、<御祭神>大国主大神(だいこくさま)が「天照皇大御神」に国譲りした由緒ある砂をお分け頂いて幾日も祈祷して、地鎮祭の鎮め物の砂として古来より砂は宅地全体の土地に北東の隅より、南東、西南、北西、中央、だいこく柱の根本に埋める砂で、砂を埋める時には約一尺(30センチ)位の穴を掘り埋めて下さい。埋めた跡は足で踏んでも不浄な物が付いても大地から浄められますのでかまいません。
- 御剣先
先のとがった大きい三角お札、これを剣先といいます。剣先は地鎮祭のお祭りの後、
家ができるまでは青竹に挟み立てて置く物ですがだいこく屋敷の場合は、玄関の
天井に先の尖った方を北向きにして貼っておきます。
「代が替わるまで永久に貼るお札」
- 五方札
縦に長く五枚一組になった札があります。この札を五方札といいます。
五方札は本宅「現在生活している家」の四隅、中央に貼るお札です。
北東の隅から順に南北、西南、北西、中央(家のだいこく柱に貼る)と家の中
全体に貼るのが良い貼り方です。
五方札を貼る日は「御神土」を埋めた日に貼る、新築の場合は家移りの大安の
日が良いでしょう。
- 小宮
お宮は平常は家の神棚にお祀りして朝、夕にお渡しした祝詞をお唱えしますが
家の継ぎ足しや庭の土を掘り返す事があるときには、お宮をその場所に持っていき、
お米、お酒、塩、魚、その他のお供え物を供えて祝詞を唱えてだいこく神道に連絡
して下さい。当方でも祈願いたします。
- 五色幣
この弊は先の五方札の神の神格を現す御弊ですのでお宮の前に置きます。
これで地鎮祭、家祈祷、悪魔祓を兼ねただいこく屋敷氏子となり一代を大神(だいこくさま)に守護していただけるのですが、戸籍筆頭夫婦一代守護の屋敷氏子ですので代が替わったり、新しく家を建築し直した場合は改めてやり直すことが大切です。
毎年、十一月二十日・二十一日は、秋のだいこく祭、みのりのだいこく祭です。
だいこく屋敷にされただいこく屋敷氏子の家の方はこの日に、一年の御守護いただいた
お礼を捧げ、来年も幸福に暮らせることを願ってお祭りには真心こもった喜びの、秋の
お祭料を納める日ですのでご協力をお願いいたします。
だいこく屋敷の秋のお祭り料は、お米一升、心からの感謝料で、秋の感謝の祭ができますのでお願いいたします。
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